あんもち雑煮

香川県

伝統的郷土料理

あんこと白味噌!?
意外な組み合わせの香川のお雑煮

あんもち雑煮

煮干しと白味噌の汁に、大根、にんじんなどを入れ、丸もちを入れて食すお雑煮。もちの中にあんこが入っているのが特徴。味噌に白味噌を使うのは一説によれば保元の乱(1156年)に敗れ讃岐に流された崇徳上皇のもとへ、京から行き来する人々によって京都から伝えられたといわれる。もちの中にあんを入れるのは江戸時代、「讃岐三白(塩、砂糖、木綿)」と呼ばれた名産品の砂糖を、正月くらいは贅沢品を食べたいと庶民が小豆餡の形でこの料理に取り入れられたと思われる。現在でも香川では正月の定番料理となっている。

資料提供 : ぐるたび

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