徳島県
そうめんの一番おいしい部分をとった麺
ふしめん
半田そうめんの製造過程で出てくる「ふし」を麺として食べるもの。そうめんを干した時に最も力のかかる部分で、そうめんに比べてコシが強いのが特徴。もっちりした歯ごたえで喉ごしも良く、そうめんの一番おいしい部分とも言われている。
山岳地帯ではハレの日の食べ物として珍重された。お正月の集まりでは、だし汁にふしめんと具を入れて、しょうゆ味に仕立てたふし汁がつくられる。
汁物以外に、パスタやすき焼きにも使える。
分量 : 4人前
- ふしめん80g
- ちくわ1本
- 豆腐1/2丁
- 生しいたけ2枚
- にんじん1/4本
- 油揚げ1枚
- 青ネギ1本
- だし汁4カップ
[ 汁調味料 ]
- 和風だし小さじ1
- みりん小さじ2
- 薄口しょうゆ大さじ1と1/2
- にぼし8尾
- 1.
- だし汁をつくる。
にぼしはダシ袋に入れて、前日から水につけておく。
鍋に入れて沸騰してから2〜3分したら、取り出す。 - 2.
- ふしめんはたっぷりの湯で茹で、ザルにあげておく。
- 3.
- ちくわは縦半分に薄切り、豆腐は1.5cm角に切る。
生しいたけはうす切り、にんじんは短冊切り、青ネギは小口切りにする。
油揚げは湯につけて油抜きをし、細切りにする。 - 4.
- 1.のだし汁にちくわ、にんじん、しいたけ、豆腐、油揚げを入れて煮る。
- 5.
- 汁調味料で味をつけ、茹でたふしめんを入れる。
最後に青ネギを入れて、できあがり。
※季節により、だいこん、レンコン、里芋、みつば等を入れても良い。
※すだちの輪切りや、ゆず皮の千切りを添えると香りよく、さわやかになる。
資料提供 : とくしまの郷土料理
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