山梨県
富士山の湧き水で作られる、
ハレの日に食べる吉田市のうどん
吉田うどん
硬く非常にコシが強い麺を味噌かしょうゆ、またはあわせたもので作ったつゆに、にんじん、ゆでキャベツ、ごぼう、油揚げ、馬肉などを具として食す吉田うどん。吉田市近郊では、気候的、風土的に稲作が難しく雑穀栽培とともに水掛麦と呼ばれる農法で麦が栽培されてきた。そのため日常的には野菜を多く使ったほうとうを、祭りなどのハレの日には麦を多く使ったうどんが食べられてきた。現在も、富士吉田市内に60軒以上のうどん屋が存在し、観光客が多く訪れる。
資料提供 : 山梨県 観光部 観光企画・ブランド推進課