芋煮

島根県

伝統的郷土料理

里芋のおいしさを生かした秋の味覚

芋煮

津和野の郷土料理。あぶり小鯛でダシをとり、里芋と吸口のゆずを入れる。
客人への振る舞いや楽しみの場に欠かせない秋の風物詩。古くは鉄鍋で大量につくり、農作業の合間に煮返して食べたと言われている。
青野山麓にある笹山という地区でできた里芋は昔から絶品と言われている。

郷土料理レシピ

分量 : 1人前

  • あま鯛(あぶり鯛)20g
  • 里芋70g
  • 昆布(だし)
  • 薄口しょうゆ小さじ1弱
  • 濃口しょうゆ小さじ1/3
  • 春菊5g
  • ゆず少々
1.
里芋は皮をむき、食べやすい大きさに切ってゆで、あくを流す。
2.
昆布だしで気長く煮含める。とろ火で2〜3時間程度。
3.
小鯛のあぶったものを準備し、身をほぐしておく。
または鯛を焼いてほぐす。
4.
芋が十分にやわらかくなったら、鯛のほぐし身と調味料を加え、味をととのえる。
5.
お椀に芋煮を入れ、好みで手でちぎった春菊とゆず皮を飾る。

資料提供 : 公益社団法人島根県栄養士協会/しまね食三昧

煮もの

  • 金目鯛の煮付け

    静岡県

    脂ののった肉厚な身を甘辛煮で。鮮やかな赤色が料理に華を添える

    金目鯛の煮付け

  • 冷汁

    山形県

    元気が出る、力が漲る、具だくさんおひたし

    冷汁

  • 佐渡煮しめ

    新潟県

    佐渡のお祝いに欠かせない、ことこと煮込んだおでん風煮しめ

    佐渡煮しめ

  • けの汁

    青森県

    津軽の七草粥ともいわれる小正月の精進料理。

    けの汁

郷土料理

  • いなごいり

    山形県

    かつての農村の貴重なタンパク源

    いなごいり

  • 治部鍋

    石川県

    加賀伝統の高級食材「鴨」の旨みを余すところなく味わいつくす

    治部鍋

  • 葉わさびずし

    岡山県

    ワサビを効かした、すしどころ岡山の逸品

    葉わさびずし

  • 笠戸ひらめ寿司

    山口県

    ふぐに匹敵する高級魚。特にえんがわの食感は絶品!

    笠戸ひらめ寿司

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