鹿児島県
約370年前から奄美に伝わるおもてなし料理
鶏飯(けいはん)
茶碗に盛った白飯に、ほぐした鶏肉、錦糸卵、椎茸、パパイヤ漬けなどの具材と葱、きざみ海苔、陳皮、胡麻、紅生姜などの薬味をのせ、丸鶏から取ったスープをかけて食べる料理。自分で好きな配分でご飯、具、薬味、スープを合わせて食べる。特産のパパイヤや大根の漬け物が添えられることも多い。奄美市には専門店も数軒あり、地鶏を使うなどそれぞれの特徴を出している。
分量 : 4人前
- 鶏胸肉200g
[ 調味料A ]
- みりん大さじ1
- 砂糖小さじ2
- 濃口しょうゆ大さじ1
[ 椎茸、人参 ]
- 干し椎茸5枚
- 人参50g
[ 調味料B ]
- 砂糖大さじ1
- 濃口しょうゆ小さじ1.5
- 干し椎茸戻し汁1/2カップ
[ 卵 ]
- 卵2個
[ かけ汁 ]
- 鶏がら90g
- 鶏を煮た汁+水900~1200cc
[ 薬味 ]
- 漬物適宜
- 海苔適宜
- ねぎ適宜
- みかんの皮適宜
- 1.
- 鶏肉を水で煮てほぐし、「調味料A」で煮詰める。
- 2.
- 水で戻した椎茸、人参を千切りにして「調味料B」で煮る。
- 3.
- 卵は砂糖・塩で味付けし、フライパンにサラダ油をひいて錦糸卵にする。
- 4.
- 薬味の漬物・海苔・みかんの皮はせん切り、ねぎは小口切りにする。
- 5.
- 鍋に「かけ汁」を煮立ててスープを作る。
- 6.
- ご飯を盛り、具・薬味をのせスープをかける。
資料提供 : NPO法人 霧島食育研究会