手打ちそば

岩手県

伝統的郷土料理

冬には欠かせない細く切った手打ちそば

手打ちそば

かつて米があまりとれなかった県北では、そばが日常の食べ物として工夫された。
冠婚葬祭で集まった際に、最後にそばが出ると“おひらき”の意味。
年越しそばは細く、長く生きるようにということでつくった。
冬場は行事に限らず、日常でも食べる。

郷土料理レシピ

分量 : 6人前

  • そば粉500g
  • 1個
  • 小麦粉0.5カップ
  • 熱湯0.5カップ
  • 0.5カップ

[ たれ ]

  • 6カップ
  • にぼし、こんぶ、にんじん適量
  • しょうゆ、酒適量

[ 薬味 ]

  • ネギ2本
1.
にぼし、こんぶ、にんじんでだしをとり、しょうゆ、酒で味付けをする。
2.
そば粉の中から、打ち粉用に0.5カップよけておく。
残りのそば粉に小麦粉を混ぜあわせ、熱湯を入れる。お湯が全体にゆきわたるように混ぜる。
※できるだけ、ひきたてのそば粉を使うのがコツ。
3.
卵を割りほぐし、水0.5カップを入れて混ぜ合わせる。
4.
2.に卵液を加え、耳たぶぐらいの固さになるまで、よくこねる。
5.
打ち板に打ち粉をしながら、めんぼうで、そばを2mmくらいの厚さに手早くのばす。
6.
手前から半分におり、さらに向こう側から半分に折り、手前からもう一度おりたたんで、細かく切る。
7.
たっぷりの沸騰した湯で、そばをゆでる。
浮き上がってきたら取り出して水で洗い、ザルにあげる。
8.
薬味のネギを刻み、1.のたれで、ざるそばでいただく。
好みで熱くしてもよい。

資料提供 : 岩手県 農林水産部 農業普及技術課

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