大分県
元気な子供を育てるための産婦の食事
子育てだんご汁
産婦が、たっぷり乳を出して元気な子供を育てるためにつくられた味噌汁。
母乳の出が良いとされるもち米でつくった団子と、悪血を下げる効果のあるいもがらを入れた。
昔から県内各地でつくられている。すすり団子汁と呼ぶ地域もある。
分量 : 4人前
- もち米粉200g
- いもがら(ずいき)10g
- 里芋150g
- にんじん50g
- ごぼう50g
- いりこ20g
- みそ100g
- 水4カップ
- ねぎ適宜
- 1.
- いりこでダシをとる。
- 2.
- いもがらを水でもどし、2〜3cmの長さに切る。
里芋の皮を剥いて輪切りにし、さっとゆがいてぬめりをとる。 - 3.
- ごぼうをささがきにして、水にさらす。
にんじんはいちょう切りにする。 - 4.
- だしの鍋に、いもがら、里芋、ごぼうを入れて火にかけ、後からにんじんを加えて煮込む。
- 5.
- もち米粉に水を少しずつ加えて、耳たぶくらいのかたさになるまでこねる。
棒状にしてちぎり、丸く平な団子にする。 - 6.
- 野菜が煮えたら、みそを溶き入れ、団子をいれる。
- 7.
- だんごがうきあがってきたら、できあがり。
最後に、小口切りのネギを散らす。
資料提供 : 〜伝えたい〜おおいた ふるさとの味 /次代に残したい郷土料理
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