まめぶ

岩手県

伝統的郷土料理

まめで達者に暮らせるようにとの願いを込めた豆粒大の団子

まめぶ

豆粒大のくるみ入りの小麦だんご。好みで黒砂糖を入れることもある。名前の由来は、豆粒大につくることから。まめまめしく健康で達者に、また無事に暮らせるようにという願いが込められている。行事食やハレの食べ物として結婚式などのお祝いや仏事の初七日などの「つぼ」として作られた。

郷土料理レシピ

分量 : 4人前

  • 小麦粉200g
  • むきぐるみ30g
  • にんじん70g
  • ごぼう80g
  • 焼き豆腐150g
  • 油揚げ40g
  • かんぴょう10g
  • 干ししめじ15g
  • しょうゆ45cc
  • だし昆布15cm
  • 煮干し5〜6本
  • 片栗粉少々
  • 少々
1.
水と昆布と煮干しを入れ、だし汁をつくる。
2.
にんじん、ごぼうはいちょう切り、油揚げは千切り、焼き豆腐は菱形切り、かんぴょうは1.5cmの長さに切る。
干ししめじは水で戻しておく。
3.
小麦粉に少々、塩を入れ、水でこねて親指大くらいの大きさに分け、むきぐるみを入れて、中身が出ないように丸くする。
丸くしたまめぶは、くっつかないように片栗粉をまぶしておく。
4.
鍋に1.のだし汁と2.の野菜を入れて火にかけ、野菜に火が通ったら、しょうゆ、塩で味を整えて、まめぶを入れて煮る。
まめぶが浮いてきたら再び味をととのえて、できあがり。

資料提供 : 岩手県 農林水産部 農業普及技術課

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