高知県
旨味凝縮!熟成させるほどに極上となる日本の伝統食品
鰹節
カツオから頭、鰭、腹部の脂肪のうう多い部分を切り落とし、三枚以上におろす。「節」と呼ばれる舟方に整形して加工された鰹節には、茹で干したのみの生利節(なまりぶし)、それを燻製にした荒節(あらぶし)、さらにカビ付けし、水分を抜きながら熟成させる枯節(かれぶし)・本枯節(ほんかれぶし)がある。カビを生やした枯節は、うま味成分やビタミン類が他より多く含まれる高級品。伝統的な枯節は、土佐、薩摩、阿波、紀伊、伊豆など太平洋沿岸のカツオ主産地で生産されてきた。柔らかい鰹の燻製のことを「土佐節」と言う。
資料提供 : ぐるたび