宮城県
油を一切使わないヘルシーな手延乾麺は、長さも短く喉ごしも◎
温麺
宮城県の南部に位置する白石市の名産品で、「うーめん」「ううめん」と読む。400年の伝統を持つ手延の乾麺で、一番の特徴は、約10センチ程度と長さが非常に短いこと。また、油を一切使わずに、小麦粉と塩水のみで作られているため、消化も良く、子どもからお年寄りまで安心して食べられる。”温麺”は、江戸時代の初期、旅の僧から油を使わない麺の作り方を教わった息子が、「そうめんを食べたい」という胃病の父のために、苦心して作ったのが始まりといわれており、その温かい思いやりから「温麺」と名付けられたと伝わっている。
資料提供 : ぐるたび