徳島県
お祭りに欠かせない五目ずし
金時豆いりかきまぜ(ばらずし)
かきまぜ(ばらずし)は、五目ずしやおすもじともいわれ、節句やお祭りに作られるおすし。たっぷり作って、手みやげにもした。
金時豆を入れるのが特徴で、これがすし飯によく合う。県南では、落花生(底豆)を使う。
いのこずしは陰暦10月の亥の日、農作物とともに神前に備えるかきまぜ。「来年は升いっぱいの豊作を」という願いを込めて、升に八分目までよそい、神前に供えた。
分量 : 6人前
[ 金時豆 ]
- 金時豆60g
- 上白糖12g
- 薄口しょうゆ12g
[ すし飯 ]
- 米3合
- 水3カップ
- 酢大さじ2と1/3
- ゆず酢大さじ2と1/3
- 上白糖小さじ4と1/2
- 塩小さじ1強
- 化学調味料0.6g
[ 具材 ]
- こんにゃく1/4丁
- ちくわ1本
- 高野豆腐1個
- ごぼう1/4本
- 油揚げ2枚
- 干ししいたけ3枚
- にんじん1/3本
- きぬさや6枚
- だし汁1カップ
- 上白糖大さじ2と2/3
- 薄口しょうゆ大さじ1と1/2
- 料理酒大さじ2弱
- だしの素小さじ1
- にぼし12尾
[ 錦糸卵 ]
- 卵3個
- 塩3つまみ
- 片栗粉小さじ1/4
- サラダ油小さじ3
[ 添える具材 ]
- 甘酢しょうが48g
- 1.
- (金時豆をつくる)
豆は前日から鍋に入れて、水につけておく。 - 2.
- 鍋を火にかけ、沸騰させる。
沸騰したら湯をすて、弱火で40分くらい煮る。 - 3.
- 豆がやわらかくなったら、調味料を入れる。
- 4.
- (すし飯をつくる)
米は、夏場は炊く30分前、冬は1時間前に洗い、1.3倍の水を入れて吸水させておく。 - 5.
- 充分、吸水したら、米を炊く。
その間に、酢、ゆず酢、上白糖、塩、調味料をあわせておく。 - 6.
- 炊きあがったごはんに、合わせた酢をさっくりと混ぜ合わせる。
- 7.
- (具材を準備する)
こんにゃくは短冊切りして、塩でもみ洗う。高野豆腐はもどして縦6つに切り、小口切りにする。
ちくわは縦半分にうすぎり、ごぼうはささがき、にんじんは細めの短冊切りにする。
油揚げは縦半分にきって細切りに、干ししいたけはぬるま湯でもどして、細切りにする。 - 8.
- 7.の材料に、だし汁、上白糖、しょうゆ、酒、だしの素、にぼしをいれて、汁気がなくなるまで煮詰める。
- 9.
- きぬさやは、茹でて斜めの千切りにしておく。
卵は、溶いて水とき片栗粉を入れ、油をしいた卵焼き器で焼いて、錦糸卵にする。 - 10.
- (すしを混ぜる)
9.のすし飯にの具材を入れて混ぜる。 - 11.
- 器にすしを盛り、錦糸卵、きぬさや、金時豆を飾り、甘酢しょうがを添える。
資料提供 : とくしまの郷土料理
-
新潟県
豊かな食文化を表す代表的な家庭料理!
-
沖縄県
炒めたパパイヤの歯ごたえと甘みがおいしい「パパイヤイリチー」
-
愛知県
清流獲りのアメノウオの甘露煮を使った郷土料理
-
岡山県
麦の穂が出る頃が旬の海産物