愛知県
農家には欠かせない豊作祈願の一品
ほう葉ずし(愛知県)
6月の田植えが終わると、“田の神”に無事田植えが終わったことを感謝し、秋の豊作を祈り、ほう葉ずしを作るのが農家の風習であった。
分量 : 4人前
[ すし飯 ]
- 米四合(560g)
- 酢80cc
- 塩大さじ1/2
- 砂糖50g
[ 具の材料 ]
- ふき、わらび、さんしょうの葉、たけのこ、かんぴょう、しいたけ、人参等
[ 煮汁 ]
- 砂糖割合1
- 醤油割合1
- ダシ汁1/2
- ほうの木の葉
- ワラ40〜50本
- 1.
- ほう葉はぬれふきんでよごれを取っておく。
- 2.
- すし飯を作る。
- 3.
- ふき、わらび、さんしょの葉、しいたけ、たけのこ等を食べやすい大きさに切り、それぞれ煮付ける。にんじんは千切りにして煮付けて、すしの具を準備する。
- 4.
- 具の用意ができたらほう葉の葉を広げ、葉のまん中に軽く茶わんに一杯ほどのすし飯を1cmほどの厚みに広げ、その上に好みの具を2~3種類ずつ広げて、つみ重ねて包み、半日程おき、ほう葉の香りを御飯にしみ込 ませる。
資料提供 : あいち伝承料理集