岐阜県
ご飯とみその素朴な調和!
五平餅(岐阜県)
昔、山仕事をする人たちが山で有り合わせのご飯をつぶして手元にある板切れににぎりつけて焼き、みそをつけて食べながら、酒をくみ交わしたのが始まりと言われている。携帯食として、弁当のかわりにしていた。秋の収穫後、神様に感謝して作る。また、家族がそろった時や来客のある時などにはよく作られる。
- 米1.5kg
- 塩少々
- くるみ又は落花生1カップ
- 砂糖200g
- みそ200g
- みりん1カップ
- しょうゆ1カップ
- 花かつお少々
- 木の芽
- 1.
- 普通にご飯を炊き、熱いうちに6~7分とおりつぶし、塩少々を混ぜる。
- 2.
- つぶしたご飯をめし茶わん1杯位を木板串になるべく薄くにぎりつけて、ふきんに包み、草履型に型を整えて冷ましておく。
- 3.
- くるみ(落花生)を細かくつぶしてからすり鉢ですりつぶし、調味料を合わせてよくすり、味と濃度(どろっとする程度)を加減する。
- 4.
- 中まで火がとおるように、前述作業で出来たご飯をこんがりと下焼きする。
- 5.
- 下焼きしたものにたれをつけ、余分なたれが落ちなくなるまでたれを切る。
- 6.
- 五平コンロ「長コンロ」に炭をおこし、うちわであおりながらこんがりと焼く。
資料提供 : 岐阜県 農政部 農産物流通課