岐阜県
コクのあるうま味は、正に天下の絶品!
へぼ飯
東濃ではこんなことわざがある。「山の見おきと娘の見おきはいかん。」ヘボの巣を見てその時とらないと、ほかの人にとられる。娘も同じ、ということである。七月から八月の夏草刈りの時、よくみつける。小さい巣ごととってきて箱に入れ、家の軒下におき、九月の彼岸ごろとりあげて佃煮などにする。
- 米9カップ
- 生へぼ(ハチの子)1カップ
- しょうゆ1カップ
- 砂糖少々
- 1.
- へぼを分量の調味料でいりつけるようにして煮上げる。
- 2.
- ご飯は、普通に炊き、火の切れるまぎわに、前述の煮上げたへぼを入れる。
- 3.
- 火が切れたら、もう一度点火し、焦げる音がするまで火を消さずにおく。
資料提供 : 岐阜県 農政部 農産物流通課