高知県
大晦日に食べる磯の香り
こうしめし
昔、旧暦の大晦日に食べたので、「年越めし」が「こうしめし」と呼ばれるようになった。年越しに食べるのは、岩のりの旬が冬だからで、磯の香りをいただく。 岩のりは、この地方ではめのりと呼び、冬の寒い日「やんざ」という刺し子木綿の服を着て、胸まで海に浸かってめのり採りをした。 近年は、岩のりがとれにくくなり、もみのりを使うようになっている。
分量 : [:ja]5合分/[:en]Makes 5[:de]5合分/[:ru]5合分/[:es]5合分/[:fr]5合分/[:it]5合分/[:ko]5合分/[:th]5合分/[:zh]5合分/[:ch]5合分/[:]人前
- 岩のり1〜2枚(もみのり 50g)
- 米(5合)750g
- たくあん1/3本
- ちりめんじゃこ100g
- 薄口醤油大さじ2
- 砂糖大さじ1
- 1.
- 米を洗ってザルにあげて30分おき、固めに炊く。
- 2.
- たくあんは1cm幅に切り、さらにせん切りにする。
※たくあんは刻んだ後、ふきんで絞ってからご飯に混ぜる。 - 3.
- 岩のりは、色よくあぶってもみのりにする。
- 4.
- 出来上がったご飯に、ちりめんじゃこと醤油、砂糖を混ぜて少し冷ましておく。
- 5.
- 人肌位に冷めたご飯にたくあんを入れて混ぜ、最後にのりを入れてさっと混ぜあわせる。
※ちりめんじゃこ、またはかつお節を使うが、彩りにかまぼこを使ってもよい。
資料提供 : おいしい風土こうち
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