長野県
節分から彼岸までの長野の郷土料理
やしょうま
2月15日のお釈迦様の命日に作るが、飯綱町では、ひと月遅れの3月15日に作り仏壇に供える。「やしょうま引き」といって、子供達が禅寺や尼如へもらいに行った。中には、はんてんをひっくり返して姿を変え、2度も3度ももらいに行く子もあったとか。子供達の楽しみのひとつだった。
分量 : 3本分/人前
- 米粉500g
- 砂糖50g
- 塩大さじ1/2
- 熱湯400cc
- 青豆(水に浸して茹でたもの)少々
- 黒ごま少々
- 1.
- こね鉢に米粉、砂糖、塩を入れてよく混ぜ、熱湯を入れて5~6分よくこねる。
- 2.
- 生地をこぶし大の大きさに分け、箸をさしてもつかない程度まで蒸し器で蒸す。
- 3.
- 蒸しあがったところへ、黒ごま又は茹でておいた青豆を入れてこねる。
- 4.
- 直径5cm位の棒状にのばす。(お釈迦様の座位の形のように箸2本で形をつくり、切って食べる。固くなった時は焼いて食べる。)
資料提供 : おいしい信州ふーど(風土)ネット