岡山県
名前の通り、ほっと一息ついてしまう昔ながらの家庭のおやつ
けんびき焼き
田植えが終わり、梅雨明けを待つ旧暦の6月1日を「ロッカッシテェ」「ロッカッヒテェ」といって、どこの農家でも仕事を休む節目にしていた。また、この日は厄年の厄が明けたり、厄に入ったりする境の日にもあたり、いろいろな行事が開かれる。この時期に、農家ではみょうがの葉で包んで焼く「けんびき焼き」を作る。農作業で疲れた肩の腱びき筋を焼きほぐすなどの言い伝えがある。
分量 : 2人前
- 小麦粉100g
- 熱湯120cc
- こしあん100g
- みょうがの葉5枚
- 1.
- あんを丸める
- 2.
- 小麦粉に熱湯を加える。熱いので初めは箸で、冷めてまとまってきたら手でこねる
- 3.
- 丸めた小麦粉を少し広げて、丸めたあんを中に入れて包みこむ
- 4.
- みょうがの葉で団子を包むように巻く。くっつくときは手にサラダ油を塗る
- 5.
- フライパンを熱し、サラダ油をひいて4を並べる
- 6.
- 両面にこんがりと焼き色がついたら出来上がり
資料提供 : 岡山県郷土文化財団「おかやまの味」/伝えたい真庭の郷土料理
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