埼玉県
歴史ある「鋳物の町・川口」ならではの「鉄」をイメージした名物
キューポラ定食
「川口の鋳物」は全国に知られ、長い歴史の中でいつの時代も重要な役割を担ってきた。鋳物工場の敷地内には、古来より火伏せの神として崇められたお稲荷様が奉られている。「キューポラ」とは鋳物には欠かせない鉄を溶かす炉のことで、定食の名前もこれに由来している。鋳物工場のお稲荷様と「鉄」のイメージから、干しひじきや桜エビなど鉄分を多く含有する食材をふんだんに加えて作った「鉄骨いなり」と、「だご汁」をアレンジして鶏肉や七味、小松菜を練り込んだ「こだわり団子」が入った「雷すいとん」がセットになった定食だ。
資料提供 : ぐるたび