神奈川県
ピリッとした辛さがくせになる、温泉街で生まれた一品
湯河原の担々やきそば
練りゴマやトウバンジャンなどを主原料とした香ばしいピリ辛の味つけが特徴的な焼きそば。地元で採れたレモンや清美オレンジなどの柑橘類を添えたり隠し味として使用した「湯河原柑橘系」、温泉で賑わう湯河原の地を表現して温泉玉子を載せた「温泉玉子系」などのバリエーションがあり、後者には更に煮玉子、ゆで玉子、目玉焼きなどのアレンジがある。湯河原には、怪我を負った狸が見つけた温泉に浸かって傷を癒したという伝説があり、その狸にあやかるため、歌のフレーズから“担々やきそば”が考案されたと言われている。
資料提供 : ぐるたび