山形県
新年への期待を込めた正月料理
ひょう干し
「ひょう」とは夏の畑地に生える野草「すべりひゆ」のこと。夏摘んだ「ひょう」を茹でて天日干しにすることでビタミンDなどの栄養が蓄えられる。
打ち豆、油揚げ、ちくわ、人参などと共に煮た「ひょう干し」は、今年もひょっとしてよいことがあるようにと、縁起のよい食べ物として山形全域で食べられている正月料理である。
分量 : 4人前
- ひょう(もどして)400g
- 油揚げ2枚
- 打ち豆1/4カップ
- 人参50g
- ちくわ1本
- 油大さじ2
- 醤油大さじ3
- 酒大さじ3
- 砂糖大さじ2
- 塩大さじ1/3
- ダシ汁1カップ
- 1.
- ひょうは洗って、水から火をかけ、煮立ったら火を止め、一晩そのままつけておく。
- 2.
- 翌日、水を2〜3回取り替える。
- 3.
- 油揚げは油抜きをして短冊に切り、人参も同様に短冊に切る。
- 4.
- ちくわは半分に切ってから5mmの輪切りにする。
- 5.
- 2.のひょうは3〜4cmの長さに切る。
- 6.
- 油大さじ2で材料を全部さっと炒め、次にダシ汁と調味料を全部加えて、中火で汁がほとんどなくなるまで煮る。
資料提供 : ふるさと郷土料理探訪
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