岐阜県
お正月のご馳走。食卓に欠かせない郷土の逸品
にしんずし
雪深い地方の冬の動物蚕白不足を補うため、秋、にしんを沢山買いこんで漬けて食べたものと思われる。にしんずしは、別名ねずしとも言われ、器に入れ、一週間程、「ねかせる」という意味からついた名ともいわれている。にしんの代用として、さけ、ますなどを使用するのもよく、正月前には必ず漬け込み、正月のごちそうとして食卓の上にはかかせないものであった。
- だいこん5kg
- にんじん500g
- こうじ800g
- 白米9カップ
- 塩小さじ2
- にしん15本
- 塩(だいこん・にんじんを漬ける塩)小さじ3
- 1.
- ご飯を固めに炊いてこうじを入れ、混ぜる。(20℃・甘酒にする)
- 2.
- だいこん・にんじんを千切りにし、塩漬けし(8時間)固く絞る。にしんはきれいに洗って熱湯をかけ、水気を切り、細かく切る。
- 3.
- 前述の過程で出来あがったものと塩を混ぜ込んで器に入れ、重石をしておく。
資料提供 : 岐阜県 農政部 農産物流通課