大分県
殿様が「うれしいのう」と喜んだ鯛のごはん
うれしの
昔、杵築では鯛のしばり網が盛んで、鯛がよく手に入った当時につくられた料理。今では高価な鯛の代わりに安価な魚を利用して作る「うれしの」が広く杵築、国東地方に残っている。
杵築藩の殿様の大好物だったそうで、この料理が出るたびに「うれしいのう」と言われたことから、「うれしの」という名前がついたと言われる。
熱いお茶をかけていただくが、そのまま食べてもおいしい。
分量 : 4人前
- 鯛の刺身20切れ程度
- きざみのり適宜
- わさび適宜
- しょうが適宜
- ご飯適宜
- お茶適宜
- ごま50g
[ A ]
- みりん大さじ2
- 刺身しょうゆ大さじ3
- しょうゆ大さじ2
- 砂糖大さじ1
- だし汁90cc
- 1.
- 昆布といりこで、濃いめにとっただし90ccをAに使う。
- 2.
- よく炒ったごまを、すり鉢で油分が出てくるまで、よくする。
- 3.
- Aを合わせ、一煮立ちさせて冷ましておく。
しょうゆの量はメーカーによって味が違うので加減する。 - 4.
- ごまと3.を合わせて、たれをつくる。
※鯛を漬けなければ、冷蔵庫で10日間くらい保存可能。 - 5.
- 鯛を刺身に切り、たれに4〜5分、漬け込む。
たれは必要な分だけ鯛にまぶす。 - 6.
- 器に盛った温かいご飯にたれをほんの少しかけ、鯛を放射状にならべる。上から少し、たれをかける。
刻み海苔をのせ、わさびと好みでしょうがを添えて完成。
資料提供 : 〜伝えたい〜おおいた ふるさとの味 /次代に残したい郷土料理
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