千枚漬

京都府

伝統的郷土料理

「はんなり」とした京都らしさを体現するかのような上品な漬物

千枚漬

聖護院かぶの薄切りを塩漬けし、みりん等の調味料を加えて漬けこんだ京都名物の漬け物。始まりは今から百数十年前、宮中に仕えていた大藤藤三郎なる人物が、「尾花川漬」として売っていたかぶらの漬物にひらめきを得て作り出した漬物。漬け方、調味料、風味はもとより、よいかぶらを求め尋ね回り、ようやく聖護院の里のかぶらに出会った。その後、明治維新とともに職を退いた大藤藤三郎は、「大藤」ののれんを掲げて店を起こして売り出し、その漬物こそが、千枚漬の起源と言われる。

資料提供 : ぐるたび

郷土料理

  • ゆべし

    埼玉県

    柚子の中に詰め物をした保存食

    ゆべし

  • 万善カブラの浅漬け

    岡山県

    古くから日本の野菜として親しまれてきたカブラ

    万善カブラの浅漬け

  • ぼうせの姿寿司

    徳島県

    秋祭りには欠かせない白身魚の押し寿司

    ぼうせの姿寿司

  • お方ずし

    大分県

    煮豆と焼きアジで作る、郷土の歴史がぎっしり詰まったおすし

    お方ずし

TOPに戻る