埼玉県
寒い冬の日にピッタリの煮込みうどん
おっきりこみ(埼玉県)
「おっきりこみ」は具を刻んでいれるという意味。ひもかわうどんとも。からっ風が吹く冬の寒い夜に、家族が食卓を囲んで食べた。昔はだいこん、ネギ、うどん(ひもかわ)が入った程度の素朴なものを夕食の主食とした。
[ めん ]
- 小麦粉200g
- ぬるま湯100cc
- 塩大さじ1/2
- 手粉適量
- かぼちゃ50g
- だいこん80g
- じゃがいも1個
- ごぼう80g
- 長ネギ100g
- 肉100g
- 白菜150g
- しいたけ100g
- にんじん50g
- 油揚げ1枚
- 小松菜50g
- みそ大さじ4
- 煮干し5匹
- 酒大さじ1
- 水1.8リットル
[ 薬味 ]
- 七味唐辛子適宜
- 柚子適宜
- 1.
- 塩をぬるま湯で溶いたものを小麦粉に加え、耳たぶくらいの固さにこね鉢でこねる。
- 2.
- 大きめのポリ袋にいれ、約30分ねかせる。
袋に入れたまま足で踏む。 - 3.
- 2を、手粉をふった麺いたの上で、綿棒を使い、手粉をまぶしながら薄く伸ばす。
びょうぶたたみにおりたたんで、約1cmのひもかわ風に切る。 - 4.
- かぼちゃとじゃがいもは一口大、白菜は2cmのざく切り、だいこんとにんじんはいちょう切りにする。しいたけは細切り、ごぼうは小口切りにする。
大鍋に水と煮干しを入れ、切った野菜を入れて、柔らかくなるまで煮る。 - 5.
- 小口切りにした長ネギを加える。
沸騰した中にうどんを入れ、柔らかくなったら味噌で味付ける。
煮えたら器にもる。 - 6.
- 小松菜はゆでて、約3cm長さに切って添える。
- 7.
- 好みで七味唐辛子、柚子などの薬味を入れる。
味噌のかわりに、しょうゆでもおいしい。
資料提供 : ふるさとの味伝承士埼玉ふるさとの伝承料理集