Saitama
農家に欠かせない保存食
つとっこ
秩父地域の伝承料理「つとっこ」は、ちまきに似ているが、栃の葉を2枚つかって巻く。5月の節句に各家庭でつくった。また、農家では忙しくなる農繁期のために保存食として作り置きをした。
- うるち米800g
- 小豆160g
- 栃の葉(大・中の大きさ)60枚
- わら30g
- 1.
- 米を洗って一晩水につけ、小豆は崩れない程度に煮ておく。
※うるち米ともち米を半量ずつ混ぜてもおいしく出来る。 - 2.
- 水気を切った米と小豆を混ぜて栃の葉に包み、わらで結んできつく縛る。
- 3.
- 鍋に平らに並べて入れ、ゆっくりかぶるくらいの水を加える。
約1時間煮て、手で押してやわらかくなれば出来上がり。
Information provided by : ふるさとの味伝承士埼玉ふるさとの伝承料理集