Kagoshima
端午の節句には欠かせない、鹿児島伝統の逸品
あくまき
言い伝えによると、島津義弘公が関ヶ原の戦い(1600年)に持参した薩摩兵児の兵糧だったということであるが、定かではない。家にある灰を使って各家庭で作り、形、大きさ、色などその家の特徴がみられるものであった。現在は家で作ることもあまりなくなったが、5月の頃になると、鹿児島で育った人にとっては、なくてはならないもののようである。
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- 餅米1.5kg
- 灰汁18カップ
- 孟宗竹の皮10枚
- しゅろの葉1枚
- 1.
- 木灰で灰汁を作る。(市販の灰汁もある)
- 2.
- 前日に餅米を洗って水をきり、灰汁に浸す。
- 3.
- ②の餅米を灰汁から上げ、水をきる。(灰汁は煮る時に使う)
- 4.
- 竹の皮も前日より水に浸して軟らかくもどし、しゅろの葉はひも状に裂いておく。
- 5.
- 竹の皮を広げ、その中へ用意した米を詰め、袋状に包んで、しゅろのひもで3ヶ所くくる。
- 6.
- 大釜に入れ、水で薄めた木灰汁で3時間以上煮る。(途中水をさし、米粒があめ色に煮えたらできあがり)
- 7.
- きな粉、砂糖、黒砂糖等、まぶすものはその家の食し方がある。
Information provided by : 鹿児島県食生活改善推進員連絡協議会/(画像)NPO法人霧島食育研究会