Tokushima
疲労回復にもなる、そら豆いりの甘いご飯
茶ごめ
そら豆とざらめを入れた甘い豆ご飯。ご飯が茶色い色をしている。
そら豆は栗のようなほくほくした食感で、あっさりした漬け物と良く合う。
地域によって、正月の料理や彼岸、法事に仏前にお供えする習わしもある。
農家では、田植えの時期、新しいそら豆が出回る前に古いそら豆を処分する目的でよく作られた。
エネルギー源となる砂糖やそら豆を多く使った茶ごめで疲労をいやしたそうだ。
for 4 persons
- 米カップ2強
- そらまめ(乾)カップ1と1/2
- 水(そらまめ用)カップ3と1/2
- ざらめ糖(中ざら) ※上白糖でもよい大さじ3
- 塩小さじ1/3強
- そらまめのゆで汁カップ2と1/4
- 1.
- 米は30分前に洗って、水気をきっておく。
- 2.
- そらまめは、さっと洗ってから、フライパンか厚手の鍋にいれ、15分くらい弱火で煎る。
茶褐色になるまで、丁寧に煎る。 - 3.
- 煎ったそらまめを湯に30分くらいつけてから、沸騰させる。
沸騰したら、火を止めて2時間くらい、ふたをしたまま、おく。 - 4.
- そらまめをざるにあげ、ゆで汁は使うのでとっておく。
- 5.
- そらまめの皮をむく。粒が割れないように注意する。
- 6.
- 炊飯器に米、そらまめ、ざらめ糖、食塩を加え、そらまめのゆで汁カップ2杯半(米の重さの1.5倍)を入れて、普通に炊く。
- 7.
- 炊きあがったら、ざっくりと混ぜて盛りつける。
Information provided by : とくしまの郷土料理