徳島県
石で魚を焼く野趣あふれる郷土料理
あめごのひらら焼き
熱した石で魚や野菜を焼く原始的な野外料理。
石でつくったかまどに平たい石を置き、みそで円形の土手をつくる。ここに、水、砂糖、酒を入れ、石が熱くなったら、みそを崩して、あめごを並べて焼く。石が焼けるのを待っている間にあめごを捕りにいった。東祖谷は、阿波の山岳武士と木屋平や一宇の山岳武士との交流の舞台ともなり、ひらら焼きは、その宴や食事にも使われ、村人の遊山にも用いられるようになったという説もある。
分量 : 4人前
- あめご4尾
- 鶏もも肉120g
- 豆腐8/12丁
- じゃがいも(ごうしゅういも)小2個
- 生しいたけ中4個
- たまねぎ中1個
- 丸こんにゃく半丁
- なす1個
- ピーマン2個
- みそ大さじ2と1/2
- 上白糖大さじ2強
- みりん小さじ2
- 料理酒大さじ1と1/3
- 水10g
- 水大さじ2強
- 1.
- あめごは、竹串があればうねり打ちをして焼く
- 2.
- 鶏もも肉は一口大に、豆腐は1丁を12切れに切る。
じゃがいもは茹でて皮をむき、生しいたけはいしづきをとる。
玉ねぎは4枚の輪切り、なすは縦半分に切って、棒状に切る。
ピーマンは縦4切れに切る。
丸こんにゃくは12切れに切り、塩でもむ。 - 3.
- 調味料を混ぜ合わせる。合わせたみそをホットプレートに広げる。
(本来はみそを土手にして崩しながら焼くが、食べやすくするため、味付けしたみそをしく) - 4.
- みその上に焼いたあめご、野菜を並べて、ふたをして焼く。
資料提供 : とくしまの郷土料理