生芋こんにゃく料理

群馬県

伝統的郷土料理

こんにゃく生産量がダントツ全国1位の群馬県

生芋こんにゃく料理

生芋をすりおろして作るこんにゃくを使った料理の総称。こんにゃくは粉末にしてから作るのが一般的だが、生芋をすりおろして作ることで、こんにゃく本来の弾力と風味のよさを引き出すことができる。群馬県は地形や標高がこんにゃく栽培に適しており、全国約9割のこんにゃくを生産している。そのため群馬県では、おでんや刺身、煮物、鍋などの様々なこんにゃく料理があり、現在でも新たなこんにゃく料理の開発が行われている。最近では低カロリー食品として、美容食品として注目されている。

郷土料理レシピ

分量 : 10人前

  • こんにゃく芋400g
  • ぬるま湯1,400cc
  • 炭酸ソーダ10g(または消石灰 2g)
1.
こんにゃく芋をたわしでよく洗い、根、赤い芽などを取り除き、皮をむく。
2.
①をゆでやすい大きさに切り分け、鍋に入れてゆでる。ゆで時間は1時間30分位(芋に藁が刺さるくらい柔らかく煮る)。
3.
ゆでたこんにゃく芋とぬるま湯1,300ccを3~4回に分けてミキサーにかけ、そのまま30分おく。
4.
炭酸ソーダを100ccのぬるま湯で溶いて、凝固剤を作る。
5.
③をよく混ぜてから凝固剤を入れる。すばやくまんべんなく混ぜてのり状にする。
6.
⑤を型に流し入れる。入れ終わったら、手に水をつけてたたきなから表面をなめらかにする。
7.
こんにゃくが固まったら、好みの大きさに切り分けて、たっぷりのお湯でゆでて出来上がり。

資料提供 : 農山漁村の郷土料理百選

郷土料理

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