どんこなます

岩手県

伝統的郷土料理

正月に欠かせないエゾアイナメの酢のもの

どんこなます

どんこは、三陸沿岸でとれるエゾアイナメのこと。どんこなますは、これを使った田野畑村の郷土料理。餅を食べる時に必ず酢の物を食べる習慣があることから、正月には欠かせない一品。

郷土料理レシピ

分量 : 10人前

  • どんこ中1尾
  • だいこん1/2本
  • しょうゆ大さじ1
  • 大さじ1
  • 大さじ1/2
1.
どんこは内蔵を取り出して、身とあぶら(肝臓)のところだけを使う。
どんこの身は姿のまま切れ目を入れ、火が通るまで十分焼く。
身をほぐして、骨をとる。
2.
アルミホイルを箱状にし、あぶらを入れて焼く。
ぐつぐつと火が通ったら、しょうゆと酒を入れ、さらに煮る。
※身もあぶらもよく焼くことで生臭みがとれる。
3.
大根は洗って、粗い大根おろしにし、ザルにとる。
鍋に湯を沸騰させ、大根おろしを入れて鍋の周りがふつふつとなったら、ザルにあげる。
水でサッと冷やし、水を切っておく。
4.
大根をよく絞り、ほぐしたどんこの身と味付けしておいたあぶらを混ぜて、酢で味をととのえる。

資料提供 : 岩手県 農林水産部 農業普及技術課

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