Aichi
旬のたけこのをずっと美味しく
食すためのアイデア
たけのこのおから漬け
孟宗竹の多い地域では、たけのこがよく食べられていた。秋から冬まで保存する方法として考えられた。 塩だけで漬けるとやや黒ずむが、この方法はたけのこが白くまた軟らかくなりアクも抜ける。必要なとき は、塩出しをしてから用いる。
- たけのこ3~5kg
- おから5kg
- 塩5kg
- 米ぬか適宜
- 1.
- 米ぬかを木綿袋に入れる。木綿袋を入れ湯をわかす。
- 2.
- たけのこは、根を切り取り、皮つきのまま1.の湯の中でゆでる。
◎たけのこは、掘ってから24時間経過すると、えぐみの成分であるシュウ酸が2~3倍も増えるため、堀りたてのものをすぐにゆでる。 - 3.
- ゆでたら水にとって皮をむきながら冷ます。
- 4.
- おからと塩はよく混ぜ合わせておく。
- 5.
- 容器におからを敷き、たけのこを並べ、またおからを敷き、たけのこを並べる。これを繰り返し、最上部はおからをたっぷり詰め、空気を抜いて押しぶたをする。重石で押して密閉し、涼しい所に置いて保存する。
◎重石は、たけのこの重量の20%ぐらい。
◎利用する時の塩出しは、約1%の塩水に2~3時間つけ
る。
Information provided by : あいち伝承料理集