Gifu
子供心に残る「おふくろの味」の代表格
みょうがぼち
みょうがぼち(茗荷餅)とは、岐阜県美濃地方中西部から西部にかけて初夏に見られる、郷土菓子の一つ。小麦粉を主とする生地の中に空豆の餡が入り、ミョウガの葉で包んだ和菓子である。「ぼち」とは「もち(餅)」の転訛で、現地で団子を意味する方言である。「ぼち(もち)」の名称ながらもち米を主原料とする餅菓子ではない。
- 小麦粉500g
- 塩少々
- 水5カップ
- そら豆1.2Kg
- 砂糖1.0Kg
- 重曹20g
- 塩少々
- みょうがの葉10枚
- 1.
- そら豆は洗ってから水から煮る。沸騰してきたら重曹を入れる。
- 2.
- 煮上がったらそら豆をザルにとり、水にさらしながら皮を除く。
- 3.
- 前述の手順まで行ったそら豆をきれいに洗って、ナベに入れ、ひたひたに水を入れて煮る。柔らかくなったら砂糖を一度に入れ、焦げつかせないようにかき回し手早く練り上げる。練り上がったらおろして冷ます。
- 4.
- まな板の上に小麦粉(とり粉)をしき、練り上げた小麦粉をとり、とり粉をとり、とり粉をまぶし適当に伸ばしておく。
- 5.
- あんを3㎝位のだ円形に作っておき、皮はあんよりやや大きめに丸めてちぎり、真中はあつめに、まわりをうすめに伸ばしてあんを巻く。
- 6.
- みょうがの葉はよく洗って前述の手順まで行った材料に葉先の方から巻き、蒸し器につかないように一例に並べ、3~4分間蒸す。
Information provided by : 岐阜県 農政部 農産物流通課