Tokushima
雑穀をつかった香ばしい団子
雑穀もち(雑穀だんご)
徳島県西部の山間部は平地が少なく、米や麦の収穫が少ないため、代わりに雑穀が栽培されていた。
この穀物を粉にするために石臼をまわしながら歌ったのが、「祖谷の粉ひき唄」で、小声でこの民謡をうたい、眠さを吹き飛ばしたという。
雑穀だんごの材料は、あわ、ひえ、こきび、たかきび、そば、とうもろこしなど。しょうゆをつけて食べる。1つの大きさが直径8cmほどで、食事の前に食べた。現在でも食べられている。
for 4 persons
- たかきび(紫色粒)1カップ
- 水1と1/2カップ
- こきび(黄色の粒、もちきびとも言う)1カップ
- 水240g
- 1.
- こきびは、網の目が細かい、茶こしか裏ごし器のようなものに入れて洗う。
- 2.
- レンジ用容器にこきびと水を入れ、30分つけて、水を吸わせる。
- 3.
- レンジで5分加熱することを2回くりかえし、そのまま10分蒸らす。
- 4.
- 3.をスピードカッターにうつし、細かくする。
- 5.
- 手に水をつけて、30gぐらいをとって丸める。これを12個つくる。
- 6.
- 最後に片栗粉をまぶしてできあがり。
※わさびじょうゆ、または砂糖しょうつで食べるとおいしい。
※さめて固くなってしまったら、焼いて食べるとよい。
Information provided by : とくしまの郷土料理