Saitama
箸がどんどんすすむ風味のある味噌
おなめ
麦味噌づくりの材料である麹と大豆を使った料理。春先のふきのとう、夏のみょうが等を刻み込んで一緒に食べると季節の味となり、食欲をそそる。おいしすぎて箸までなめるところから「おなめ」となった。
- 大豆2.6kg
- 大麦またはつき麦7.5kg
- 麹菌20g
- 麹700g
- 水600cc
- 塩100g
- 1.
- 大豆は炒って、マスなどの底で2つ割に押しつぶし、皮を取り除く。
- 2.
- 洗った大麦を約3時間水にひたし、水を切る。
(つき麦の婆氏は約30分間水にひたす) - 3.
- 1.と2.を混ぜ、約30分おき、蒸気のあがった蒸し器にのせ、再び、蒸気が上がってから約40分、強火で蒸す。
- 4.
- 3.をきれいな布に広げ、40℃以下に冷まして、麹菌を全体にまぶす。
- 5.
- 35〜38℃の温度で2〜3日かけて発酵させ、麹が黄色に色づいてくれば出来上がり。
- 6.
- 塩を熱湯で溶かし、常温に冷ましてから、おなめと混ぜ合わせる。
- 7.
- 約1ヶ月で出来上がる。
Information provided by : ふるさとの味伝承士埼玉ふるさとの伝承料理集