Osaka
一年の福を願い節分に丸かじりする関西の風習
恵方巻き
起源や発祥は明らかではなく、花街で生まれた遊びからという説もあるが、江戸時代の終わりに町人文化の中心地であった大阪市船場の商家で、商売繁盛・無病息災・家内円満を願い食べたのが始まりというのが通説となっている。
恵方巻きの特長はなんといってもその食べ方。その年の恵方の方角に向かい“縁を切らないように”切らずに願いを念じながら、“福が逃げないように”無言で食べきること。恵方は陰陽道により定められ、2013年は南微東(南南東)、2014年は東微北(東北東)、2015年は西微南(西南西)とその年によって異なる。風習で食べられていた巻き寿司にはとくに決まりや規定はなかったが、近年では七福神にあやかり7種類の具を使った太巻きが主流になっている。
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