和歌山県
那賀地方で戦前から食べられていたおやつ
ふな焼き
昔は黒砂糖と炭酸を使い、牛乳でなく水で生地を練っていた。名前の由来は、昔はかまどの上においた「ほうらく」という鍋で焼かれていて、その鍋の底が船の底に似ていたので、「船焼き」と言われたという説がある。昭和40年代にホットケーキミックス粉が一般家庭へ浸透するとあまり作られなくなったが、今でも中学校の調理実習などで好評の味である。
分量 : 2人前
- 小麦粉200g
- ベーキングパウダー小さじ1
- 牛乳1カップ
- 卵1個
- 砂糖大さじ1
- 油適宜
- 1.
- 小麦粉とベーキングパウダーはいっしょにふるう。
- 2.
- ボールに卵、砂糖、牛乳を入れよく混ぜ、①を加えてとろりとなるまで混ぜる。
- 3.
- フライパンを熱し、油を塗って②の生地を全て入れて弱火で焼く。片面が焼けたら裏返して、もう片面も焼く。
- 4.
- 皿に取り、切り分ける。
※甘み控えめのため、好みではちみつ等をつけてもよい。
資料提供 : 和歌山県 農林水産部 農業生産局 果樹園芸課
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