愛知県
季節の幸をふんだんに入れたその土地の味
まぜ御飯
旧一宮町足山田集落は、報徳会といわれる行事があった。
男性の会が年1回、女性の会が2回あり、
その時に食べるのがこのまぜ御飯である。
季節の山菜、野菜をふんだんに入れて作られていた。
分量 : 10人前
- 米1.4kg
- にんじん中1.5本
- ごぼう200g
- 春…たけのこ300g
- 春…わらび200g
- 秋…しめじ150g
- 秋…枝豆260g
- 油揚げ5枚
- こんにゃく100g
- 砂糖大さじ3
- しょうゆ230g
- 塩少々
- 1.
- 米は炊く1時間前に洗って、ザルにあげておく。
- 2.
- 1割増しの水かげんで炊く。炊き上がったら、しょうゆは分量の2/5を御飯の上にかけ、むらしておく。
- 3.
- 中に入れる具は、アクの出るものはアクを抜く。最初に 材料を入れ、砂糖、残りの分量のしょうゆで味をつけ、 汁の出ないように煮て、蒸らした御飯をおひつに移しながら具を入れる。
- 4.
- えだまめは塩を加えた湯で色よくゆで最後に混ぜる。
◎御飯に混ぜ合わす具は、汁気が多くならないように気をつける。
資料提供 : あいち伝承料理集