佐賀県
実だくさんの汁物
のっぺい汁(佐賀県)
里芋、ゴボウ、コンニャクなどが入った実だくさんの汁物。
日常の集まりでも、お祝いでも食べるが、昔は、祝いの時には鶏肉を入れ、仏事には椎茸、ゴボウで味を出した。結婚式などのおめでたい席では小豆を入れる地域もある。
9月1日に田んぼにお酒をふって稲の実入りを誉めてまわる「田ほめ」という行事がある。昔は、この時に、田のあぜにゴザを敷き、のっぺい汁や塩さば、ちくわ、てんぷら等を食べた。基里地区では今も行われている。
分量 : 4人前
- さといも中2個
- さつまいも中1/2個
- ごぼう小1/2個
- にんじん小1/2本
- れんこん小1節
- こんにゃく1/6枚
- 鶏肉(もも)160g
- 片栗粉大さじ2
- 水大さじ2
- かまぼこ1/3本
- ちくわ1/3本
- さやえんどう10g
- しいたけ1〜2枚
- だし汁4カップ
[ A ]
- 砂糖大さじ1
- しょうゆ大さじ2
- 塩小さじ1/3
- 酒大さじ2
- 1.
- 野菜はさいの目に切り、さっと茹でる。
- 2.
- だし汁で1を煮る。
- 3.
- 火が通ったら、Aの調味料を加えて煮て、水溶き片栗粉でとろみをつける。
- 4.
- 茹でたさやえんどうを上に散らす。
- 5.
- 冷蔵庫の中で冷たくしてもおいしい。
資料提供 : 佐賀県 生産振興部 生産者支援課