香川県
冬の客膳には欠かせない
てっぱい
農繁期が終わり、秋から冬にかけてため池の水を抜いた後、ふなを捕って作る。寒ぶなは臭みがなくて脂がのっており、たいへん美味しい。ため池の多い讃岐ならではの料理と言える。てっぱいは、とかく「鉄砲あえ」と呼ばれるが、語源は定かではない。
- ふな中1尾
- 大根600g
- 唐辛子1本
- 細ねぎ少々
- 塩少々
[ 調味料 ]
- 白みそ100g
- 砂糖60g
- 酢大さじ3
- 1.
- 魚は3枚におろし、腹骨をすき取り細切りにして塩少々をふりかけて混ぜておく。30分くらいおいて酢を浸るくらいかけておく。
- 2.
- 大根は皮を取り短冊切りにして塩をふってもみ、10~15分おいてしんなりしたら、水分をよく絞る。
- 3.
- すり鉢に調味料を入れてすり混ぜ②と刻んだ細ねぎと唐辛子を入れ、①を加えて味をととのえる。
※白みそ自体が甘いので、砂糖の量は好みによって加減する。
資料提供 : 香川県 農政水産部 農業経営課