京都府
鮮やかな赤紫色と、強い酸味が特徴。日本を代表する漬物のひとつ
しば漬け
加茂茄子を刻んだ赤紫蘇の葉で塩漬けにした「しば漬け」は、伝統的な京都の漬物であり、『すぐき』、『千枚漬』と並ぶ【京都の三大漬物】と言われる逸品。その由来は、壇ノ浦で滅亡した平家の中で、1人生き延びた建礼門院が、そのしその葉の色から「紫葉漬け」と呼んだことから名付けられたと言われている。京都・大原ではナスやミョウガ、しそなどが古くから漬けられている。それらを刻んで塩漬けにしたものでしば漬けで、紫蘇の赤紫色が鮮やかで、酸味が強いのが特徴的。
資料提供 : ぐるたび