Saitama
柚子の中に詰め物をした保存食
ゆべし
ゆべしは柚子をくり抜いて中に詰め物をした料理。源平の時代に生まれたとも伝えられ、保存食、携帯食として親しまれた。珍味として酒の肴に最高。
- 柚子1kg
- 上新粉400g
- 金ごま100g
- 黒砂300g
- 味噌適量
- 干し柿適宜
- 1.
- 柚子は蓋をする部分(上から1/4)で横に切り、中身をくり抜く
- 2.
- ①の種を取り除き、すり鉢でクリーム状になるまですりつぶす
- 3.
- 金ごまを炒りすりつぶす
- 4.
- ②にすった金ごまと黒砂糖、味噌、きざんだ干し柿を加え、すり混ぜる
- 5.
- ④に上新粉を加えよく混ぜ、こね合わせる
- 6.
- ①に⑤を詰め、蓋の部分をのせて強火で約1時間蒸す
- 7.
- 形を整えてザルに並べ、寒中に陰干しをして硬く干しあげる
- 8.
- 薄切りにして食べる
Information provided by : ふるさとの味伝承士埼玉ふるさとの伝承料理集