高知県
地元でしか味わえなかった名たけのこが全国区にデビュー!
四方竹
高知県南国市特産の「四方竹」と呼ばれるたけのこ。明治時代に中国より高知に入ってきて以来、心地よい歯ざわりと「苦味」がおいしく、秋の山菜として重宝されてきたが、旬が10月中旬から1ヶ月と短く、皮をむいた直後から変色が始まるほどに傷みやすかったため、地元以外で食べることが難しかった。それがある日、ある農家が思いつきで皮ごと煮てみたところ、味を落とさずに保存が効くことがわかり、現在では南国市の特産品として全国へ出荷されるようになった。
資料提供 : ぐるたび