愛媛県
鯛をまるごと1匹つかったお祝いの料理
鯛そうめん
甘辛く煮付けた鯛をそうめんと一緒にいただく南予地域のお祝い料理。
波のような形に盛りつけたそうめんに、姿のまま煮た鯛をのせる。
喜寿のお祝いや赤ちゃんのお食い初め、内々での披露宴など、家族や親族でのお祝いの席で振る舞われる。
中でも宇和島市では、上座に鯛そうめんと『ふくめん』という彩りの鮮やかな
大皿を2皿並べて置く風習がある。
- 鯛1尾
- そうめん
- 青ネギ
- しいたけ
- 錦糸卵
[ 合わせだし ]
- 和風だし13(割合)
- みりん1(割合)
- 淡口醤油1(割合)
- 生姜のしぼり汁(千切りでも良い)1(割合)
- 1.
- 鯛を水洗いし、三枚におろす。
- 2.
- 鯛の中骨を素焼きにする、その中骨は出し用に使う。
合わせ出しに素焼きした中骨を入れてコトコト煮る。中骨からほどよくうまみが出た頃に中骨をとり除く。 - 3.
- 鯛の身を塩焼きにし、皿に盛る。
- 4.
- そうめんは熱湯で3分間ほど茹で、冷水に落として冷まして一人前に取っておく。
そうめんは茹であがった後、手で揉むようにして水の中で洗い、表面のぬめりを取って氷水に浸け、引き締める。 - 5.
- 青ネギは根を切り取って笹切りする。
鯛をのせた皿にそうめんを盛り、しいたけや錦糸卵を盛り付けると、なお良し。
出し汁をほどよくかけて食する。
資料提供 : いよ観ネット