富山県
とろろ昆布の旨みと風味を絡ませた贅沢なおにぎり
とろろ昆布おにぎり
昆布を薄く削ったとろろ昆布をよく食べる地域は富山と福井の敦賀、大阪の堺だと言われている。中でも富山市は2006年の総務省「家計調査」によると、富山市の1世帯あたりの昆布の年間支出金額は1960年から続けて全国1位だという。とろろの中でも、肉厚の昆布の表面外側だけを削ったのが「黒とろろ」で、ほのかな酸味が特長だ。旨みと風味がぎゅっと濃縮されたとろろ昆布を絡ませたおにぎりがまた美味で、ごはんにまぶすだけの手軽さと贅沢な味わいがいい。
資料提供 : ぐるたび