福井県
お祭りには不可欠の鮮やかな赤が目を引く料理
すこ
奥越では、報恩講や祭りに欠かせない料理。
里芋の中でもズイキが赤く染まる品種の八つ頭の茎をつかう。八つ頭は水を好む品種で、奥越のような水田での里芋栽培に適している。どこの農家でもすこ専用に八つ頭を栽培している。昔から古い血をおろすものとして食べられ、干して長期の備蓄に耐える保存食として作られることも多い。
- 赤ズイキ1kg
- 塩小さじ4
- 砂糖200g
- 酢1.5カップ
- 1.
- 赤ズイキの皮をむき、3cmぐらいに切る。
- 2.
- 塩をふって、軽くもむ。
- 3.
- 大鉢に砂糖と酢を合わせて、甘酢をつくる。
- 4.
- 鍋を熱して、ズイキを入れて、から炒りする。
- 5.
- しんなりしたら、熱いうちに大鉢の甘酢の中に入れ、ふたをして冷めるまで、そのままにしておく。
- 6.
- 白ごま又は枝豆をちらすこともある。
資料提供 : 再発見!福井の食